2010年3月より、薬事法務専門の行政書士事務所である吉田法務事務所(以下「弊事務所」)は、日韓両国間の民事法律問題における円滑な対応の実施、サービスの提供を目指し、韓国のバラム法律事務所(以下「バラム」)と業務提携する運びとなった。
弊事務所では、韓国企業とのビジネスを計画する日本企業への法務サポートを提供している。その中で、日韓の文化の差に端を発するコミュニケーション上の問題などにより、韓国企業との間で様々な誤解や法律上の紛争が起こりやすいという声が日本の顧客から寄せられていることを重く受け止め、この度のバラムとの業務提携の開始を決定。両国の関係者間における誤解の発生を未然に防ぐとともに、実際に法律上の紛争が発生した場合にも、円滑かつ速やかに解決への道を拓くことを目的とする。
この度の業務提携により日韓両国間の法律ネットワークが構築されることになる。それによって、従来弊事務所が提供してきた契約書の検討などのサービスに加え、顧客からの様々な要望に応じた法務相談が可能となる。
韓国の民事、刑事、商事分野の全般的な法務を専門とするバラムは、この度の業務提携により日韓両国を視野に入れた更なる事業拡大を目指している。
バラム法律事務所:
2008年開業の法律事務所。韓国ソウル市ヤンチョン区、ソウル南部地方法院の前に位置する。代表のジョンホジン氏は韓国ソガン大学卒、2004年に韓国司法試験に合格した若手の弁護士。韓国弁護士協会にも登録されており、現在民事法務分野で活発に活動している。